今回は漫画『個人差あり〼』について、ご紹介させていただきます。
よろしくお願いします!
書籍情報
タイトル:個人差あり〼(1)
著者:日暮キノコ
発行:講談社
ページ数:192頁
定価:610円+税
著者プロフィール
日暮キノコ(ヒグラシ キノコ)
日暮キノコ:第29回別冊フレンド新人まんが大賞で佳作を受賞しデビュー。主な著作に『喰う寝るふたり住むふたり』『個人差あります』『モンクロチョウ』など。
この漫画はどんな人向け?
不思議なタイトルの漫画ね~
個人差ありスペア?
いやいや…
ボウリングのスペアマークじゃないよ。(笑)
違うのか…
「個人差あります」と読みます。
ふーん
そんなことはどうでもいいから、この漫画はどんな人に向いているのか教えてちょうだい!
(どうでもいいって…)
こんな方たちですかね。
・「LGBTQ」という言葉を知らない方
・「性」について、今一度考えてみたい方(真面目に)
今回の漫画は特殊なターゲットなのね。
LGBTQってあれでしょ…、あれ
うーんと、うん。。
一緒に勉強しましょうか!
はい。。
セクシュアルマイノリティ(性的少数者)を表す言葉で、性的指向や性自認を意味する英語の頭文字をとって作られた。Lesbian(レズビアン)は同性を恋愛の対象とする女性、Gay(ゲイ)は同性を恋愛の対象とする男性、Bisexual(バイセクシュアル)は同性も異性も恋愛対象となりうる人、Transgender(トランスジェンダー)は体の性と心の性が異なる人、Questioning(クエスチョニング)またはQueer(クイア)は性的指向や性自認が定まっていない人を意味する。
コトバンクより
https://kotobank.jp/word/LGBTQ-1829264
今回の漫画は「LGBTQ」を考えさせてくれる、とっても勉強になる作品なのです。
ふむふむ
まずは、あらすじの説明にいきましょうか。
は~い♪
あらすじ
ある日突然、平凡なサラリーマンは女になった…。磯森晶、32歳。妻・苑子と二人暮らし。わりとありふれた、冷めた夫婦生活を送っていたが、ある日、晶は女性になってしまった。それは、身体ごと性別が変わってしまう「異性化」だった。初めての化粧に初めてのブラ…そして初めての感情。戸惑う晶に妻の苑子は…。読む者の心をゆさぶる、新しい「性」の物語が開幕!!
版元ドットコムより
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065146767
なるほど。
こういうストーリーね~
今の時代って感じのストーリーでしょ~
これさ、自分に置き換えて考えると、結構辛いよね。
そうだね。
意識は男性のまま、身体は女性ってことだからね。
まさに「LGBTQ」の方達が抱えていることだよね。
しかもこの漫画の主人公は約30年男性として生きてきて、急に身体だけ女性になるっていうね…
私も今から身体は男性になりますって言われたら…
うーん…
…
あ、私は結構なってみたいかも?(笑)
やはり身体の面で言うと、男性から女性になるほうが色々と辛いよね。
女性の身体は色々と面倒くさいからね…
というように、色々と考えさせられる漫画なのです。
今の時代に生きる全ての人たちは、読むべき漫画なのかもね。
気軽に「LGBTQ」のことを知れるし、そういった点ではこの漫画はオススメです。
うんうん
おすすめポイント
この漫画のおすすめポイントまとめると、
皆さんは「LGBTQ」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉の意味を知らないあなたは、今の世の中に乗り遅れています。
まずはあなたの手元にあるスマホで、すぐに調べてください。
この漫画では「異性化」という病気を題材に、人間の「性」について疑問を投げかけています。
せっかくなので、この機会に人間の「性」について、今一度皆さんで考えてみませんか?
ちょっと前の世の中って、「あいつは男のくせに男が好きなんだ、ゲイだ、ゲイ」って茶化してしまう風潮があったじゃん?
自分たちが学生の頃なんて、それでイジメに発展しちゃったりね…
多少、今の世の中は変わってきた…よね。
そうだね~
でも我らが日本は、相変わらず遅れてますけど…
海外では同性婚が認められている国もあるのにね。
うんうん
どんな媒体でもいいので、まずは日本国民全員が「LGBTQ」について知ることが第一歩ですね。
その第一歩が難しいんですけど…
まとめ
今回はとても勉強になる漫画『個人差あり〼』について、ご紹介させていただきました。
LGBTQ!LGBTQ!
せんえつながら、点数を発表させていただきます。
LGBTQ!LGBTQ!
ふざけてる?
そんなわけないじゃん!
大事なことだから、忘れないように連呼してるの。
そうですか…
著者さんはどう思ってるか分からないけど、この漫画は教育カテゴリーだと思っています。
点数を発表しましたが、あまりその点数にとらわれずに、皆さんに読んで欲しい作品です。
はい。私も読みます。
では今回はこれでおしまいです。
おつかれさま♪
お疲れ様です!
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